WordPressを導入するにあたって、「どのくらいの費用がかかる?」「維持費はどのくらい?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事はWordPressを導入するために必要な初期費用や維持費について解説します。
WordPressを導入するために必要な初期費用や維持費がどの程度かかるかを知ることができます。
WordPressは拡張性の高い素晴らしいCMSですが、導入するまでの準備が少し大変です。
まずはこの記事で導入するために必要なこと、導入費用についてしっかりと確認しましょう!
WordPressを導入するために必要なものは?
まずはWordPressを始めるために必要なものを一通り確認しましょう。
具体的には以下の5つです。
- WordPressのインストール
- WordPressテンプレート
- レンタルサーバー
- ドメイン
- メールアカウント
では、それぞれの概要と費用感を以下で詳しく解説していきます!
WordPressの概要と費用
WordPressとは
WordPressとは「無料」で「簡単」にブログやWEBサイトの運営ができるソフトウェアです。
無料のブログサービスに「はてなブログ」「アメーバブログ」「ライブドアブログ」などがありますが、企業が提供しているサービスには細かな規約があり、自分好みの運営や、記事内容をアップできない場合があります。
その点、WordPressはサイトデザインからコンテンツ・記事内容まで制限なく運営することができるのが特徴です。
WordPressの概要について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事でも解説しています。
→WordPressとは何か?初心者向けに基礎知識をわかりやすく徹底解説
WordPressの導入費用
WordPressはオープンソースのソフトウェアです。
無償で商用・非商用を問わず自由に改編や再配布できるソフトウェアをいいます。
つまり、WordPressは無料で利用することができます。
WordPressテンプレートの概要と費用
WordPressテンプレートとは
テンプレートはWordPressで構築されるWEBサイトの見た目の部分などを担当しているファイルです。
通常、テーマ(theme)と呼ばれたりします。本来、テーマとテンプレートは違うのですが、この記事ではわかりやすいように、あえてテンプレートという表現を使用しています。
WordPressテンプレートについてはこちらの記事を参考にしてください。
→WordPressテーマ(テンプレート)の概要と利用の仕方 【サイト設計編】
テンプレートごとに違いはありますが、WordPressは管理画面からレイアウトをカスタマイズすることができるので、HTMLやCSSなどのコーディング知識がなくても オシャレでこだわりのあるレイアウトを作成することができます。
WordPressテンプレートの導入費用
WordPressのテンプレートには無料のものと有料のものがあります。
有料テンプレートは1万円程度~販売されているものが多いです。
WordPressの管理画面から検索しインストールすることもできますし、インターネット上から取得することもできます。
以下に、参考としていくつかテンプレートを紹介します!
※販売価格は2019年9月15日時点のものです。
Xeory
WEBメディアを運営しているバズ部が作成したテンプレートです。SEO対策も施されており実用性も高いです。
こちらは無料で利用することができます。
→公式サイトはこちらから
SANGO
ユーザビリティの高いデザインで、初心者にも使いやすいテンプレートです。
こちらは10,800円(税込み)で販売されています。
→公式サイトはこちらから
AFFINGER5
アフィリエイトサイトから企業サイトまで、コーディング知識がなくても幅広いカスタマイズが可能なテンプレートです。
こちらは14,800円(税込み)で販売されています。
→公式サイトはこちらから
Grazioso
当社で販売しているテンプレートです。スタイリッシュでアニメーションのパターンも豊富に用意しています。企業や店舗の利用に適しています。
販売価格は19,800円(税込み)です。
自由度の高い1カラムのレイアウトで簡単にパララックス効果などの美しい表示形式を実現する高機能テンプレートです。
→ Grazioso公式サイト
レンタルサーバーの概要と費用
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーは、WordPressで作成したWEBサイトなどを管理する入れ物というイメージです。サーバーは自分で構築することもできますが、レンタルサーバーを利用することが一般的です。
なお、WordPressを利用するには「MYSQL」というデータベース管理システムが稼働するサーバーでなければなりません。
サーバーに関してはこちらの記事を参考にしてください。
→ WordPressを始める為に必要な「サーバー」とは?初心者向けに基礎知識を徹底解説
以下で、WordPressの利用に適したレンタルサーバーと費用感をご紹介します。
レンタルサーバーの導入費用と維持費
利用料金・情報は2019年9月15日時点のものです。
エックスサーバー
高速で動作も安定しているおすすめのサーバーです。なお、今エックスサーバーを新規契約するとドメインを1つ無料で取得することができます!(ドメインについての解説は次項です)
初期費用 3,000円 + 3か月分の利用料(3,600円)=6,600円
1か月の利用料 1,000円程度~
→公式サイトはこちらから
ロリポップ
こちらも人気のレンタルサーバーです。
初期費用 1500円~
1か月の利用料 250円~
- 1か月100円で利用できるプランもありますがWordPress非対応です。
→公式サイトはこちらから
ここではおおよその費用感をイメージできるように情報を整理したため、容量や転送量については割愛しています。詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
どのサーバーを利用しようか迷った時はこちらの記事を参考にしてください。
→WordPressにおすすめのレンタルサーバーを徹底比較
ドメインの概要と費用
ドメインとは
インターネットにおける住所(URL)をいいます。
WEBサイトをインターネット上に公開し、ユーザーにアクセスしてもらうために必要です。
・Googleの検索エンジンなら「google.com」
・WordPressのサイトなら「wordpress.org」
「.com」「.org」という部分がトップレベルドメインといい、利用できる形式が限られています。
その前の「google」「wordpress」という部分は自由に決めることができます。ただし、すでに利用されているドメインと同じドメインを取得することはできません。
ドメインに関する詳しい解説はこちらの記事を参考にしてください。
→ WordPressを始める為に必要な「ドメイン」とは何か?初心者向けに基礎知識を徹底解説
ドメインの導入費用と維持費
ドメインを取得できるサービスをいくつかご紹介します。
※利用料金・情報は2019年9月15日時点のものです。なお、実際の料金システムは複雑ですが、ここではざっくりの費用イメージをつかむためのもので詳細は割愛しています。
エックスドメイン
さきほどご紹介したエックスサーバーが提供しているサービスです。
「xyz」「site」などの安価なドメインは、2年目以降も継続して利用する場合高額になることがあるので、利用する際は維持費を事前に確認するようにしましょう。
→公式サイトはこちらから
お名前.com
こちらもドメインを取得する際によく利用されるサービスです。
こちらもエックスドメインと同様に2年目以降の料金が変わるので気をつけてください。
初年度はお名前.comの方が安いものが多いですが、2年目以降はエックスドメインの方が安くなるものもあります。
→公式サイトはこちらから
どこでドメインを取得したらよいか悩んだらこちらの記事を参考にしてください。
→ドメインの取得におすすめの管理会社の紹介【WordPress入門編】
まとめ
WordPressを利用するために準備するものと初期費用のイメージをまとめましょう。
当サイトでおすすめするエックスサーバーを利用した場合にかかる初期費用のイメージはこのようになります。
料金 | |
WordPressソフトウェア | 0円 |
WordPressテンプレート | 0円~ |
エックスサーバー | 6600円~ |
ドメイン | 0円 ~ |
メールアカウント | 0円 |
有料テンプレートを購入する場合はその費用も計算にいれましょう。
また、サーバー利用料が1か月あたり1,000円程度かかります。
最低限必要な費用としては
・初期費用:6600円~ (3か月分のサーバー利用料込み)
・月々の運営費:1000円~
というのが目安になります。
この記事で大まかなイメージが持てたら、次の記事からサーバーについて詳しく解説していきます!
サーバーに関してはこちらの記事を参考にしてください。
→ WordPressを始める為に必要な「サーバー」とは?初心者向けに基礎知識を徹底解説
知識ゼロから学べるWordPress入門
WordPress初学者向けに
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「WordPress解説(入門編)」