Webライティングを始めたものの、筆が進まず困っているという人は多いはず。
「Webライティングのテンプレートってないの?」「文章構成のパターンを教えてほしい」そういった方も多いのではないでしょうか?
今回は、現役Webライター兼ディレクターの私が、Webライティングに迷っている方向けに、文章構成のテンプレートを3パターン紹介します。
また、導入文と構成案のテンプレートも合わせて紹介するので参考にしてください。
Webライティングの鉄板テンプレート【3選】
Webライティングには、ある程度テンプレートと呼べる型があります。テンプレートを利用することで文章の筋道ができるため、筆が全く進まない状況を回避できるでしょう。
私が実際にライティングをするときに使っているのが、以下3つのテンプレートです。例文も合わせて紹介するので、参考にしてみてください。
PREP法【例文】
PREP法とは、ユーザーを納得させるためのテンプレートです。主張を真っ直ぐに伝え、理由と具体例を用いることで、論理的かつ感覚的に理解してもらうことができます。
- P:Point(結論)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例)
- P:Point(結論)
記事全体の構成としても使えますし、見出し内の文章にも使えます。以下にPREP法の例文を上げますので参考にしてください。
人生においては、時間が何よりも大切だといえます。なぜなら、過ぎてしまった時間は二度と取り戻せないからです。例えば、飲み会に使ったお金は仕事をすれば取り戻せますが、高校時代の部活動で汗を流した時間は取り戻せません。大切な今この時という時間を大切に使いましょう。
SDS法【例文】
SDS法とは、話の概要を分かりやすく説明するシンプルなテンプレートです。このテンプレートを使えば、何が言いたいのか分からない文章になることはないでしょう。
- S:Summary(概要)
- D:Details(詳細)
- S:Summary(概要)
結論で話の詳細をサンドイッチするだけのシンプルな型です。以下の例文を参考にして、Webライティングに取り入れてみてください。
人生においては、お金よりも時間が大切だということを説明します。お金よりも時間が大切である理由は、以下の3つです。「過ぎた時間は取り戻せない」「時間には限りがある」「同じ時間は2つとない」。以上のことから、人生においては、お金よりも時間が大切だといえます。
新・PASONAの法則【例文】
新・PASONAの法則は、モノやサービスを売るためのテンプレートです。Webライティングの中でも、LPやサービスページを執筆する際に使われます。
- P:Problem(問題)
- A:Affinity(親近感)
- S:Solution(解決策)
- O:Offer(提案)
- N:Narrowing Down(絞込)
- A:Action(行動)
文章というよりも、記事全体の構成として使用されるテンプレートです。以下では、記事全体を簡略化した例文を紹介しますので参考にしてください。
Webライティングで「筆が進まない……」と悩んでいる方はいませんか?
私も初心者ライターの頃は、書くスピードが遅くて、いつも締め切りに追われていました。
しかし、PREP法というテンプレートを知ってから、スラスラと文章が書けるようになったのです。言いたいことを最初に持ってこれば書き始められますし、理由・具体例と書くことが決まっているので「何を書けば良いのだろう?」と悩むこともありません。
PREP法の無料テンプレートがありますので使ってみてください。
ただ、この無料テンプレートは今月一杯で無料提供を終了します。
この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?
Webライティング「導入文」のテンプレート
Webライティングの本文は書けるけど、導入文が苦手だという人も多いです。実は、Webライティングの導入文にもテンプレートがあります。
- 共感
- 結論
- 概要
- ベネフィット
この順番で書き始めることで、ユーザーに本文を読みたいと思わせることができます。実際、この記事の導入文も上記テンプレートで書いていますので参考にしてください。
Webライティングを始めたものの、筆が進まず困っているという人は多いはず。
「Webライティングのテンプレートってないの?」「文章構成のパターンを教えてほしい」そういった方も多いのではないでしょうか?
今回は、現役Webライター兼ディレクターの私が、Webライティングに迷っている方向けに、文章構成のテンプレートを3パターン紹介します。
また、導入文と構成案のテンプレートも合わせて紹介するので参考にしてください。
Webライティング「構成作成」のテンプレート
Webライティングの構成には、残念ながらいわゆるテンプレートはありません。なぜなら、キーワードによって必要な情報やユーザーの心理状態はまちまちだからです。
ただし、質の高い構成を作成するためのある程度の型はあります。構成作成の手順は以下のとおりです。
- 競合上位10ページの共通項を抜き出す
- 関連性の高い関連キーワードの内容を含む
- 自社(筆者)オリジナルの情報を付加する
SEOでは網羅性が重視されるため、競合上位の内容を網羅することが重要です。それに加えて、2・3で独自性を追加することで、競合よりも質の高いページを作成できます。
Webライティングの構成作成手順については、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも合わせてご覧ください。
初心者はテンプレートに沿ってWebライティングを!
今回は、Webライティングのテンプレートを紹介しました。もしかしたら、中には「テンプレートを使って本当に良い記事が書けるの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。
しかし、自己流で書いているほとんどの人が、何を伝えたいのか分からない文章を作ってしまっています。型にはまらない文章で上手く書けるのは、型を身に付けた上であえて崩して書いている人です。
Webライティング初心者の方は、まずはテンプレートで上手く書けるように練習してみましょう。