【SEO対策】Googleのインデックスを知っておこう!仕組み・促進する方法

Googleのインデックスの仕組みを知っておこう!
今野直倫

SEO対策をする上で、基礎中の基礎といってもいい「インデックス」。

ただ、「SEO対策とインデックスってどんな関係があるの?」「インデックスの仕組みや促進方法を知りたい」そういった方も多いのではないでしょうか?

今回はそういった方へ向けて、SEO対策とインデックスの関係について、仕組みや促進方法を詳しく解説していきます。

この記事を参考にして、インデックスについての理解を深め、正しいSEO対策を行うようにしましょう。

SEO対策におけるインデックスとは?

検索結果へのインデックス
インデックスとは?

SEO対策におけるインデックスとは、WEBページが検索結果に表示されることを指します。

インデックス(index)は英語で「目次」を意味しますが、ページが検索結果画面の目次となるという意味合いです。

インデックスはSEO対策を行う上で重要な概念なので、概要を簡単に把握しておきましょう。

Googleのクローラーとは?

クローラーとは?

クローラーとは、Googleの検索エンジンがWEB上のページを把握するために使うロボットのことです。

クローラーはWEB上のリンクからリンクを辿って移動し、WEBページの情報を収集していきます。

Googleの検索エンジンは、クローラーが収集した情報を基にページのインデックス・ランキングを行います。

Googleインデックスの仕組み

Googleの検索エンジンが、WEBページをインデックスする仕組みは以下のとおりです。

  1. クローラーがWEB上のページの情報を収集する
  2. 収集した情報を基にページを検索結果にインデックスする
  3. ページの内容を評価して検索順位に反映する

Googleは上記のような流れでインデックス・検索順位の決定を行っています。

つまり、WEBページがインデックスされないと、そもそも検索結果にすら反映されないということです。

SEO対策とインデックスの関係

上記のように、WEBページの上位表示を狙う上で、インデックスは基礎の基礎の部分といえます。

検索順位決定の流れは、インデックス→ランキング決定なので、そもそもインデックスしてもらうことが重要だということです。

WEBページをインデックスしてもらうためには、クローラーに分かりやすいサイト・ページ構造にすることが求められます。

これを「クローラビリティ」といいます。

クローラビリティを高めることが、WEBページをインデックスしてもらうための最も重要なポイントです。

ページのインデックスを促進するSEO対策

内部対策

WEBページのインデックスを促進するためには、クローラビリティを高めるSEO対策が必要です。

ここでは、クローラビリティを高めるための5つのSEO対策を紹介します。

コンテンツの品質ももちろん大切ですが、クローラビリティはSEO対策の基礎中の基礎なので必ず対策しておきましょう。

サイトの内部リンクを見直す

ポイント①サイトの内部リンクを見直す

まずは、WEBサイト内の内部リンクを見直します。

なぜなら、GoogleのクローラーはWEB上にあるリンクからリンクを辿って移動し、ページの内容を把握しているからです。

例えば、どれだけ品質の高いページを作成していても、どこからもリンクが貼られていなければクローラーはそのページを評価できません。

関連ページへのリンクや、グローバルメニューなどを見直し、重要なページへリンクが貼られているかを見直しましょう。

ディレクトリ構造を見直す

ポイント②ディレクトリ構造を見直す

WEBサイトのディレクトリ構造を見直します。

なぜなら、ディレクトリ構造が整理されておらず重要なページが深い階層に存在していると、クローラーがたどり着けない可能性があるからです。

例えば、カテゴリーページなどはWEBサイト内でも重要なページですが、こういったページは浅い階層に設置した方が良いでしょう。

ディレクトリ構造を整理して、ユーザーにもクローラーにも分かりやすいWEBサイト設計を心がけてください。

XMLサイトマップを送信する

ポイント③XMLサイトマップを送信する

WEBサイトを運営している場合、WEBサイトのXMLサイトマップを作成し、Googleに送信しておきます。

XMLサイトマップとは、WEBサイトの構造を示したもので、Googleに送信することでWEBサイトを認識してもらいやすくなります。

XMLサイトマップがGoogleに伝えるのは、具体的には以下の情報です。

  • WEBサイト内の各ページURL
  • ページの優先度
  • 最終更新日
  • 更新頻度 など

XMLサイトマップの作成方法や送信の仕方については、以下の記事で解説していますので合わせてご覧ください。

RSSフィードを配信する

ポイント④RSSフィードを配信する

XMLサイトマップだけでなく、RSSフィードを配信することもクローラビリティの改善に効果的です。

RSSフィードとは、XMLサイトマップがWEBサイト全体の情報を伝えるのに対し、更新されたページの情報のみを伝えます。

WordPressでWEBサイトを制作している場合は、「https://ドメイン名/feed」がRSSフィードのURLです。

XMLサイトマップの送信と同様にGoogleサーチコンソールで行えるので、上記で紹介した関連記事をご覧ください。

インデックスをリクエストする

ポイント⑤インデックスをリクエストする

Googleになかなかインデックスしてもらえない場合、こちらからインデックスをリクエストする方法もあります。

インデックスのリクエストは、「Googleサーチコンソール」という公式の無料ツールで行うことができます。

Googleサーチコンソールにアクセスしたら、[URL検査]を選択して検索窓にWEBページのURLを入力します。

Googleサーチコンソールの導入方法・使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

WEBサイトのインデックスを確認する方法

インデックスを確認する

上記の対策を行ったら、実際にWEBサイト内のページがインデックスされているかどうかを確認しておきましょう。

インデックスの確認方法には、主に以下の2通りがあります。

ページ単体のインデックスを確認する

ページ単体のインデックスを確認する場合は、Googleサーチコンソールの[URL検査]でページのURLをチェックします。

方法は、インデックスをリクエストする場合と同じです。

ページのインデックスを確認する

「URL は Google に登録されています」と表示されれば、そのページは正常にインデックスされているので問題ありません。

WEBサイト全体のインデックスを確認する

WEBサイト全体のインデックスも、Googleサーチコンソールで確認できます。

Googleサーチコンソールを開いたら[カバレッジ]を選択しましょう。

WEBサイト全体のインデックスを確認

上記の画面で[有効]となっているページは、正常にインデックスされています。

まとめ:SEO対策をするならインデックスについて把握すべし

今野直倫

今回は、SEO対策とインデックスの関係について、仕組みや促進方法を解説しました。

本記事の要点は、以下のとおりです。

  • SEO対策におけるインデックスとは、WEBページが検索結果に表示されること
  • インデックスされないと検索順位も付かないので、SEO対策ではインデックスしてもらうことが大切
  • クローラーに理解しやすいWEBサイトにすることで、インデックスを促進することができる

この記事を参考にして、インデックスについての理解を深め、正しいSEO対策を行いましょう。

インデックスされているにもかかわらず順位が上がらない場合は、コンテンツの質に問題があるかもしれません。

以下の記事を参考にして、リライトを検討してみてください。

この記事を書いた人

今野 直倫

SEOディレクター / Webライター / コーヒー販売
コンテンツディレクターとしてSEO施策・KW選定・構成作成・校正校閲・進捗管理・ライター採用まで担当。コーヒーメディアで記事執筆も。個人ではコーヒー販売を行う。