SEOで重要な記事構成の作り方。ユーザーニーズ・競合調査の方法を解説!

記事構成の作り方 ユーザーニーズ・競合調査
今野 直倫

WEBサイト運営で重要なSEO対策。SEOに効果的な方法で記事を作成し、検索上位表示を狙います。

ただ、「そもそもどうやって記事を書き始めれば良いの?」「記事構成の作り方を教えてほしい」そういった方も多いのではないでしょうか?

今回はそういった方へ向けて、SEOで重要な記事構成の作り方を、詳しく丁寧に解説していきます。

この記事を読めば、記事構成作成の具体的な手順が分かり、SEOに効果的な記事を書くことができます。

SEOキーワードを選定する

SEOキーワード

構成を作成する際には、必ず検索結果で上位表示を狙いたいキーワードを選定します。

なぜなら、ユーザーはキーワードで検索して各ページにたどり着くため、キーワードに合致する記事を作成する必要があるからです。

キーワードを選定するポイントは以下の3つです。

  • WEBサイトの目的に貢献するテーマである
  • ある程度の検索ボリュームがある
  • 競合ページが弱い(少ない)キーワードである

具体的なキーワード選定の手順については以下の記事で解説しています。こちらも合わせてご覧ください。

ユーザーニーズを捉える

ユーザーニーズ

キーワードを選定したら、そのキーワードのユーザーニーズがなんなのかを考えます。

ユーザーニーズとは、そのキーワードで調べることで「知りたいこと」や「解決したい悩み」のことです。

例えば、「コーヒー豆 賞味期限」というキーワードでは、以下のようなユーザーニーズが挙げられます。

  • コーヒー豆の賞味期限を知りたい
  • コーヒー豆がいつまでおいしく飲めるのか知りたい
  • コーヒー豆の賞味期限を伸ばす保存方法とは?
  • コーヒー豆以外の粉・インスタントなどの賞味期限とは?

このキーワードとユーザーニーズに基づいて私が執筆した以下の記事が、第3位を獲得しています(2020年8月)。

コーヒー豆の賞味期限はいつまで?粉からインスタントコーヒーまで解説!|macaroni

ペルソナを設定する

ペルソナ

キーワードを選定したら、ユーザーニーズと同時にペルソナを設定します。

ペルソナとは、記事のターゲットとなる層を具体的な1人に絞ったもののことです。

例えば、「コーヒー豆 賞味期限」というキーワードでは、以下のようなペルソナが設定できます。

  • 職業・年齢:30代の主婦
  • 家族構成:夫、子供2人
  • 悩み:コーヒー豆を買うのだが、飲みきれなくて余ってしまう

上記のように、記事を読む人物を具体的に設定します。ペルソナ設定については、以下の記事を参考にしてください。

ページ訪問前・後の状態を想定する

SEO記事を訪問した人

ペルソナを設定したら、ペルソナのページ訪問前・後の状態を想定しておきます。

なぜなら、訪問前と後で何も変化を起こさない記事は、ユーザーに取って価値がないからです。

例えば、「コーヒー豆 賞味期限」の記事なら、賞味期限を知っておいしいうちに飲めるようになってもらわなければいけません。

記事構成を作成する時点で、ページ訪問前後の状態を想定しておくと、それに沿って価値のある記事を書けるでしょう。

ページ訪問前の状態

「コーヒー豆 賞味期限」のキーワードを例に、ユーザーの訪問前の状態を想定してみます。

ペルソナはコーヒーが好きで、コーヒー豆を買って家で淹れている。しかし、時々買い過ぎてしまってすぐに飲みきれないことがある。コーヒー豆の賞味期限を知って、おいしいうちに飲みきるようにしたい。

ページ訪問後の状態

続いて、記事を読んでもらった後、ユーザーにどう変化してもらいたいかを想定します。

コーヒー豆の賞味期限は1ヶ月ほど、粉に挽いた場合は1週間ほどだとわかった。コーヒー豆は飲み切れる分だけ買うようにし、早めに飲むようにしたい。また、賞味期限の切れたコーヒーは、飲まずに消臭剤として利用しようと思う。

ユーザーの中でこういった変化が起こるように、記事構成を作成し、本文を執筆することが望ましいでしょう。

競合上位ページをチェックする

競合上位ページをチェックする

ここからは、実際に記事構成を作成していきます。

まずやるべきは、狙っているキーワードの競合上位ページをチェックすることです。

Google Chrome等のブラウザでシークレットウィンドウを開き、実際にキーワードで検索してみます。

競合上位10ページを別タブで開く

上記のように、競合上位10ページを別タブで開きましょう。

タイトル・H2見出し

競合上位10ページのタイトル・H2見出しをチェックします。

なぜなら、上位表示されているページは、ユーザーニーズを満たしていると考えられるからです。

例えば、「コーヒー豆 賞味期限」の競合1位のページを見てみると、以下のようなタイトル・見出しとなっています。

  • タイトル: コーヒー豆・粉の賞味期限|適切な保存期間や保存方法とは?
  • h2: コーヒー豆の「賞味期限」はいつまで?
  • h3: 未開封なら12カ月以内に飲みきる
  • h3: 開封後は粉なら10日以内、豆なら30日以内で飲みきる
  • h2: コーヒー豆の鮮度をキープする保存方法
  • h3: コーヒーの劣化の要因は「酸素」「紫外線」「高温」「湿度」
  • h3: コーヒーの正しい保管場所
  • h2: 鮮度が落ちた豆の見分け方
  • h3: 香りや風味が薄い
  • h3: 不快な酸味、苦味を感じる
  • h3: ドリップした際、コーヒーの粉が膨らまない
  • h2: 賞味期限が切れた場合のコーヒーの活用方法
  • h3: 1. 脱臭剤、消臭剤として活用する
  • h3: 2. 蚊取り線香がわりの虫除けに活用する
  • h3: 3. 靴や床磨き、金属磨きに活用する
  • h3: 4. コーヒー染めとして染色に活用する
  • h2: 正しい保存と早めの消費で、おいしいコーヒーを

この作業を競合上位10ページで全て行い、それらの内容を網羅して記事構成に落とし込みます。

メタディスクリプション

競合上位ページで、もう1つ確認しておきたいのがメタディスクリプションです。

メタディスクリプションとは、検索結果画面でタイトルの下に表示される説明文のことを指します。

メタディスクリプション

メタディスクリプションはページ作成者が自由に設定できますが、最近ではGoogle側が自動的に本文から抽出しているケースも散見されます。

つまり、メタディスクリプションは、Googleが重要だと考えている内容だといえるのです。

メタディスクリプションの記述も参考にして、記事構成に盛り込むようにすると良いでしょう。

関連キーワード・サジェストワードを見る

キーワードを探す

最後に、狙っているキーワードの関連キーワード・サジェストワードを確認します。

なぜなら、競合上位ページの内容を網羅するだけでは、それらのページのコピーとなってしまう可能性があるからです。

検索結果に全く同じ内容のページは2ついらないので、オリジナリティを出すことが重要です。

関連キーワード・サジェストワードを参考にして、網羅性に加えオリジナリティのある記事構成を作りましょう。

関連キーワード

関連キーワードとは、検索結果画面の最下部にある「関連する検索キーワード」のことを指します。

関連キーワード

これらのキーワードは、狙っているキーワードと一緒に検索される可能性の高いキーワードです。

記事にあらかじめ含んでおくことで、ユーザーにとって有益な情報を与えることができます。

サジェストワード

サジェストワードとは、検索窓にキーワードを打ち込んだときに表示される「予測変換」のことです。

つまり、サジェストワードも関連キーワード同様に、狙っているキーワードと一緒に検索される可能性が高いといえます。

こちらもあらかじめ記事構成に盛り込んでおくと、さらにリッチな記事とすることができるでしょう。

記事構成(見出し+タイトル)を作成する

ここまでのリサーチ内容を全て盛り込んで、記事構成(見出し・タイトル)を作成します。

競合上位ページで触れられている内容をベースに、関連キーワード・サジェストワードを追加すると良いでしょう。

また、実際に構成を作成する際には、ペルソナに合った言葉遣いや、構成の流れを意識すると質の高い記事になります。

例えば、上位表示を獲得できている「コーヒー豆 賞味期限」の記事構成は以下のとおりです。

記事構成の例

想定読者は主婦さんなので、ひらがなを多めにして柔らかい表現を心がけています。

また、「具体的な賞味期限」→「賞味期限の意味」→「賞味期限切れのコーヒーは飲めるのか?」→「適切な保存方法」という流れにすることで、自然に適切な保存方法を勧めています。

単純に内容を網羅し、オリジナリティを出すだけではなく、記事としてユーザーの役に立つかが重要です。

キーワードを自然に含める

タイトル・見出しを作成するときには、なるべく狙っているキーワードを含めるようにします。

特にタイトルには、キーワードを必ず含んでください。

なぜなら、ユーザーは検索結果画面から、自分に関係があると思うページを選んで訪問するからです。

例えば、以下の2つの記事タイトルがあるとします。

  • コーヒー豆の賞味期限はいつまで?粉からインスタントコーヒーまで解説!
  • コーヒー豆は買ってからどれくらいの期間飲めるの?色んなコーヒーを解説!

2つのタイトルは言わんとしていることは同じですが、ユーザーはキーワードを含んだ上の記事を選ぶでしょう。

長くなり過ぎないように注意

タイトルや見出しの文言は、長くなり過ぎないように注意が必要です。

タイトルが長くなり過ぎると検索結果画面に表示されたときに、後半が見切れてしまいます。

また、見出しは記事の内容を簡潔に示すためのものです。

ページを開いたときに目に入る見出しが長過ぎると、記事内容をぱっと見で把握することができません。

キーワードを含みつつも、ユーザーの利便性を損なわない形で設定することが重要です。

まとめ:記事構成はSEO対策の要。必ず構成を作成しよう

今野 直倫

今回は、SEOで重要な記事構成の作り方を解説しました。

本記事の要点は、以下のとおりです。

  • 選定したSEOキーワードから、ニーズ・ペルソナ。訪問前後の状態を設定する
  • 競合上位ページ・関連キーワード・サジェストワードをチェックし、網羅性・オリジナリティを高める
  • ここまでの情報を統合した上で、SEOキーワードを含みながら記事構成を作成する

この記事を参考にして、記事構成作成の具体的な手順を把握し、SEOに効果的な記事を書きましょう。

この記事を書いた人

今野 直倫

今野 直倫

SEOディレクター / Webライター / コーヒー販売
コンテンツディレクターとしてSEO施策・KW選定・構成作成・校正校閲・進捗管理・ライター採用まで担当。コーヒーメディアで記事執筆も。個人ではコーヒー販売を行う。