この記事ではエックスサーバーの「WordPress簡単インストール機能」を利用したWordPressのインストール方法について記載しています。
エックスサーバーはWordPressの運用に適したサーバーであり当サイトでもおすすめしています。
エックスサーバーならサーバー管理画面から簡単にWordPressをインストールして、すぐにWEBサイトの運営を始めることができます!
ではこの記事で行う手順を以下にまとめておきます。
- エックスサーバーのサーバー管理画面にログインする
- WordPress簡単インストール機能を利用する
- WordPressにログインして正しくインストールされているか確認する
※一言memo
WordPressはMYSQLというデータベースシステムを利用しなければなりません。
このデータベースの設定が初心者にはやや難しいのですが、エックスサーバーをはじめWordPressに対応したサーバーは“簡単にWoredPressをインストールできる機能”が備わっているものがあります。
エックスサーバーの詳しい契約の手順はこちらの記事を参考にしてください。
→ エックスサーバーの契約方法と注意点【WordPress準備編】
エックスサーバーのキャンペーンドメインを利用してドメインを取得する方法はこちらを参考にしてください。
→ エックスサーバーのキャンペーンを利用して無料でドメインを取得する方法
では、ここから詳しく解説していきます!
エックスサーバーの管理画面にログインする
インフォパネルにログインする
まずはインフォパネルにログインしましょう。
→エックスサーバーログインページはこちらから
ログインIDとパスワード(初期のままの場合)はエックスサーバーを契約したときに受信したメールに記載されています。
ログインIDとパスワードを入力してログインします。
サーバーパネルを開く
インフォパネルのサーバー欄から「サーバー管理」をクリックします。
サーバーパネルからWordPress簡単インストールを実行する
サーバーパネルが表示されたら画面下部にある「WordPress簡単インストール」をクリックします。
ドメイン選択画面が表示されたら、WordPressをインストールしたいドメインを選択してください。
当サイトの入門編にそって進めている方は独自ドメインを取得しているはずですので、そちらのドメインを選択しましょう。
インストール済みWordPress一覧のタブが開かれています。
現時点では取得したドメインにWordPressがインストールされていないので、設定対象ドメインには何も表示されません。
ではWordPressをインストールするために「WordPressインストール」をクリックします。
このような入力フォームが表示されるので一つずつ埋めていきましょう。
バージョン
WordPressは2003年から開発されており、現在はバージョン5が推奨されています。
このフォームでは基本的に推奨されたバージョンが自動的に表示されるのでこのままで問題ありません。
サイトURL
2つのフォームがあります。
左側はWordPressをインストールする“ドメイン”を選択するフォームです。
先ほどインストールする予定のドメインを選択していれば、そのドメインが表示されるので、確認して問題なければそのままで大丈夫です。
右側は、空欄のままで大丈夫です。
これはドメインの中にWordPress用のディレクトリ(スペース)を作成する場合に使用します。
空欄の場合はドメイン「https://●●●.com」にアクセスすることでWordPressサイトのトップページが表示され、任意のディレクトリ名を入力すると、ドメイン名/ディレクトリ名「 https://●●●.com /directory/」でアクセスした場合にWordPressサイトのトップページが表示されるようになります。
WordPress用のディレクトリ内にWordPressファイルをインストールした場合でも、ドメイン名でアクセスすることができるように設定することもできます。
ブログ名
あなたのWEBサイト名を入力しましょう。
ブログ名はあとで変更することができます。
ユーザー名
これはWordPressの管理画面にログインする時のIDになります。
- あとから変更ができないので、セキュリティ面も考えて特定されにくく、短いユーザー名にしないことをお勧めします。
パスワード
WordPressにログインする時のパスワードです。
メールアドレス
WordPressからメールを受信するためのメールアドレスにしましょう。
キャッシュ自動削除
「ONにする」にチェックをいれましょう。
キャッシュとは読み込んだデータを保存しておいて表示を高速にする機能です。
と、考えるとキャッシュを削除しないほうがよいのではないか?と思う方もいるかもしれませんが、キャッシュが削除されないと“データを更新”しても以前読み込んだキャッシュが表示されてしまいます。
ですので、一定期間ごとにキャッシュを削除するのは必要なことなのです。
キャッシュとはブラウザにおいてもよく使われますが、ここでいうキャッシュはWordPressがインストールされているサーバーのキャッシュをいいます。
WordPressはWEBサイトの情報をデータベースで管理しています。
1ページごとにファイルを作成しているわけではなく、レイアウトが入っているファイルにデータベースの情報を入れて表示しているのです。
利用者が「記事Aが読みたい」とアクセスすると、サーバーは“記事のレイアウトファイル”と“記事Aのデータ”を呼び出し利用者に送ります。
この時に、サーバーがレイアウトファイルやデータを毎回読み込んでいたら時間がかかってしまいます。
そのサーバーの読み込みを減らすのがここで設定するキャッシュです。
データベース
「自動でデータベースを生成する」にチェックをいれましょう。
前述した通り、記事の内容などはデータベースに保存されます。
この簡単インストール機能を利用すれば、データーを保存するためのデータベースを簡単に作成してくれます。
すべての入力が終わったら「管理画面へ進む」をクリックしましょう。
確認画面が表示されるので、確認して問題がなければ「インストールする」をクリックしましょう。
赤字で「インストールを行うと、インストール先ディレクトリ内の「index.html」が削除されます。ご注意ください。」と表示されていますが、自分が作成した[index.html」ファイルでなければ気にしなくてよいです。
無事にインストールが完了するとこのような画面が表示されます。
こちらの情報は必ず控えておいてください。
WordPressにログインする
ではさっそくWordPressの管理画面にログインしてみましょう。
先ほどのインストール完了画面にログインURLが記載されています。
こちらのリンクをクリックしてください。
ログイン画面が表示されるので、先ほど設定した「ユーザー名」と「パスワード」を入力してログインしましょう。
このような管理画面が表示されればWordPressが正しくインストールされていることが確認できます。
まとめ
エックスサーバーのWordPress簡単インストール機能を利用すれば、その名の通り簡単にWordPressをインストールすることができます。
この記事で解説した大まかな手順は以下の通りです。
- エックスサーバーのサーバー管理画面にログインする
- WordPress簡単インストール機能を利用する
- WordPressにログインして正しくインストールされているか確認する
こちらの記事を参考にWordPressをインストールしてみましょう。
次回からは管理画面からWordPressでやっておくべき初期設定について解説します!
エックスサーバーの詳しい契約の手順はこちらの記事を参考にしてください。
→ エックスサーバーの新規契約方法と注意点【WordPress準備編】
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