今野 直倫 
Webライティングをマーケティングに取り入れようと思って、本を探している方もいるでしょう。
ただ、Webライティングは本で勉強するよりも、効率的な方法がたくさんあります。
今回は、Webライティングの勉強に本が必要ない理由と、初心者におすすめの勉強方法を紹介します。
この記事を参考にして、Webライティングの適切な勉強方法を知り、実践していきましょう。
Webライティングに本が必要ない理由
Webライティングを本で勉強しようと考える人は多いですが、本で勉強するのは効率的とはいえません。なぜなら、実践を積んでいった方が、実感を伴って学べるからです。
実際、現役Webライター・ディレクターの僕も、本では勉強していません。以下、Webライティングに本が必要ない理由を紹介します。
基本的な知識は無料で学べる
Webライティングの基本的な知識は、調べれば無料で学ぶことができます。
例えば、このWebサイトでもSEOやライティングについて扱っている記事は多数あります。また、Googleで検索すればいくらでも出てくるでしょう。
調べなければいけないのは、ネックに感じるかもしれません。しかし、気になったときに学べるので実は効率が良いです。
問題を解決しようと思ったときに調べることで、知識が定着しやすくなります。
経験して気付くことが多い
Webライティングの知識は大切ですが、それ以上に経験して気付くことの方が多いです。
マーケティングの世界ではトレンドが移り変わるのが早いため、本の情報はすぐに古くなってしまいます。
また、テーマやキーワード、媒体によってもライティングの方法は異なります、個別具体的な部分は、実際に経験して見ないとわかりません。
本の情報が全く無駄だという意味ではありません。
ただ、本で学ぶ内容は実地で身に付けられるため、初めから実地で学んだ方が効率が良いということです。
ノウハウコレクターで終わる
まずは本で学びたいという人にありがちなのが、ノウハウコレクターで終わるということです。
ノウハウコレクターとは、いわゆる知識を得て満足する人のことです。そういった人は、本を読んだだけで知識が付いた気になってしまいます。
しかし、知識があることと、実際にライティングをできることは全くの別物です。知識を実戦で活かして、初めて自分のものになります。
ノウハウコレクターで終わらないためにも、始めから実践に飛び込んでしまうことをおすすめします。
Webライティング初心者におすすめの勉強方法
Webライティング初心者におすすめの勉強方法は、とにかく実践を積むということです。知識がないと不安に感じてしまいますが、一番の近道になります。
以下では、具体的にどのように実践を積めば良いのかを紹介します。Webライティング初心者の人は、ぜひ参考にしてください。
とにかく記事を書いてみる
まだ記事を書いたことがない人は、とにかく何記事か書いてみてください。
なぜなら、書いてみないと自分が何ができないのかも分からないからです。
何ができないのか分からない状態で本を読んでしまうと、自分がすでにできていることも含めて学ぶことになるため非効率的です。
何記事か書いてみると、自分の不得意なことや、分からないことがいくつか見えてくるでしょう。
そのときに初めて、分からない箇所を検索してみたり、本で情報を拾ってみたりするのが効率的です。また、知識の定着も良くなります。
副業で案件を受けてみる
自社メディアでWebライティングを取り入れようとしている人も、一度副業で案件を受けてみると良いでしょう。
なぜなら、すでにメディアを運営している企業には、Webライティングのノウハウが蓄積されているからです。
例えば、ライターとしてジョインするとマニュアルが用意されることが多いです。マニュアルには、Webライティングのノウハウが詰まっています。
副業として案件を受けながら、Webライティングのノウハウを吸収して、自社メディアに活かすと良いでしょう。
コンサルティングを付ける
自社にマーケティングの予算があるなら、Webコンサルティングを付けるのが最も手っ取り早いです。
コンサルティングを付けるとノウハウが得られるだけでなく、実際にメディアを立ち上げて運用を進めることができます。
具体的な方法は、企業によってまちまちです。施策策定・キーワード選定を巻き取り、ライティングは自社で行うタイプ。ライティングまで全て巻き取るタイプなどがあります。
いずれにしても、今すぐWebライティングを事業に取り入れたいのであれば、コンサルティングを付ける方法は有効です。
Webライティングの上達に役立つリンク集
ここでは、Webを上達させるための具体的な方法を紹介します。それとともに役立つリンクも紹介していますので、参考にしてください。
ブログを開設するなら
Webライティングの上達には、とにかく記事を書くことが近道です。記事を書くために、個人用のブログを開設しましょう。
今からブログを開設するのであれば、WordPress一択と考えて間違いありません。当サイトもWordPressで運営しています。
WordPressの利用にはサーバーとドメインを取得する必要があるため、無料で作成するというわけにはいきません。
しかし、年間1万円程度で利用できるため、ほとんど運用費はかからないといって良いでしょう。
副業で案件を受けるなら
Webライティングを学ぶには、実践を積むことが欠かせません。実践を積むのに最適なのが、副業での案件獲得です。
副業レベルで案件を獲得する程度であれば、初心者でも難しくはありません。副業案件は、以下のクラウドソーシングサービスで獲得することができます。
Webライティング案件は、記事を書いた経験のある人が優遇される傾向にあります。副業で案件を取得する場合は、ブログも合わせて運営すると良いでしょう。
コンサルティングを付けるなら
コンサルティングを付けることで、生きた現場の知識・感覚を学ぶことができます。
Webライティングは流行り廃りがあるので、現在も第一線で活躍しているプロから学べることは非常に大きいです。
弊社モアフィールド株式会社でも、Webコンサルティング事業を行っております。
Webマーケティングでお困りの方は、以下からお気軽にご相談ください。
SEOの知識を学ぶ
Webライティングでは、SEOの知識が欠かせません。もちろん、本でも学ぶことはできますが、まずは無料で学ぶのが良いでしょう。
Googleで「SEO タイトル」「SEO 見出し」などで検索をすると、多くの情報に触れることができます。
また、当サイトでもSEOに関する情報を網羅的に解説しています。興味のある方は、以下から記事をご覧ください。
サイト解析の方法を学ぶ
Webライティングは一度書いて終わりではありません。むしろ、その後のデータ解析やリライトなどの方が重要です。
サイト解析を行う場合は、Googleアナリティクスを利用するのが一般的でしょう。ブログを開設したら、まずはGoogleアナリティクスを導入してください。
また、記事のリライトではGoogleサーチコンソールを利用します。Googleサーチコンソールについては、以下の記事を参考にしてください。
等サイトでは、サイト解析についても詳しく解説した記事を用意しています。合わせて参考にしてください。
SEO対策については他の記事でも説明していますので、詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
Webライティングに本は必要ない！今すぐ行動に移そう
今回は、Webライティングの勉強に本が必要ない理由とともに、初心者におすすめの勉強方法を紹介しました。
本記事の要点は、以下のとおりです。
- Webライティングは実戦で学べることが多いため、本で勉強するのは非効率
- ブログを開設したり、副業で案件を獲得したりして実践を積むのがおすすめ
- 当サイトでも、SEO・サイト解析の方法を開設しているので参考にしてください
Webライティングをマーケティングに取り入れたい方は、まずは記事を書いてみることをおすすめします。
実践しながら、わからないところをWeb上の情報を調べつつ補いましょう。