Webライティングに限らずですが、何事も始めるときは未経験です。
「Webライティング未経験だけど、仕事って取れるの?」「未経験から副業・在宅でWebライティングを始めたい」そういった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Webライティング未経験者がまず初めにやるべき5つのことを紹介します。
筆者は、Webライティング未経験から、Webライターを経て現在は主にディレクターとして活動しています。実体験を交えて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
そもそもWebライターとは?【仕事内容】
Webライターとは、Webメディアに掲載される文章を書く職業です。具体的には、以下のような媒体が挙げられます。
- 個人のブログメディア
- 企業のオウンドメディア
- 商品・サービスのランディングページ
自分のためではなく、他の誰かや企業のメディアに記事を寄稿します。想いや考えというよりも、事実・一般論が主な執筆内容といえるでしょう。
Webライティング未経験者がやるべき5つのこと
Webライティング未経験者は、仕事を取るために「経験者」にならなければいけません。経験を積むことで、実績やスキルが付いてきて案件を獲得しやすくなっていきます。
どこから始めたら良いのか分からない人は、未経験者のときに私が実際に行っていたことを参考にしてください。これらをこなせば、少なくとも最初の案件を獲得できるでしょう。
ブログに記事を書く
Webライティング未経験者は、1つ目の案件を獲得するのが1番難しいといえます。なぜなら、クライアントは、それなりの品質の記事をあげてほしいからです。
自分のスキルを証明するものがないので、未経験者を採用するというのは、クライアントからしてみれば博打のようなものです。
未経験者は、まずは1記事書き切れるということを、ブログに記事を書いて証明しましょう。ジャンルはなんでも良いので、最低限キーワードを意識して書くのがコツです。
提案文を作り込む
Webライティング案件に応募する際には、提案文が必要になります。提案文とは、アルバイトの面接時に送る、履歴書のようなものです。
アルバイトで採用されるのと同様に、これまでの経験が重要になります。提案文には、最低限、以下の要素を盛り込むようにしましょう。
- 経歴・資格
- 過去に書いた記事
- 得意なこと・好きなこと
得意なことや好きなことは、Webライティング案件を取るときのアピール材料になります。「留学経験あり」など、具体的に記載するのがコツです。
仕事を受注する
クラウドソーシングサイトを利用して、仕事を受注します。クラウドソーシングとは、フリーで仕事を受けられるプラットフォームのことです。
「ライティング・記事執筆」などの条件で検索すると、募集中の案件が山のように出てきます。まずは、興味のある案件に20件は応募しましょう。
その際、あらかじめ作成した提案文を使い回せばOKです。ただし、応募文をよく読んで、案件に適した文章に調整することを忘れないでください。
働きながら勉強する
未経験者によくありがちなのが、「勉強してから仕事を取ろう」というマインドです。しかし、完璧な状態は、いつまで経ってもやってきません。
- まずは、案件を獲得する
- 分からないことを調べる
- クライアントのFBを受ける
このように実務をこなす中でしか身に付かないことがたくさんあります。
このサイトでも、Webライティング未経験者向けのハウツーを発信しています。すべて無料で読めますので、Webライティングで詰まったときに参考にしてみてください。
Webライティングについては他の記事でも説明していますので、詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
実績・スキルを積み上げる
1つ案件を獲得できたら、それはあなたの実績となり、Webライターとしての財産になります。また、仕事をこなすなかでスキルも上がっていくでしょう。
- 文字単価0.7円の案件を取る
- 上記を実績に、文字単価1円の案件を取る
- 0.7円の案件に単価交渉する
このように実績とスキルを積み上げることで、単価も徐々に上がっていきます。小さな案件から着実にこなして、レベルアップしていきましょう。
Webライティング未経験で本当に仕事を取れるの?
Webライティング未経験でも、仕事は取れます。外から見ていると分からないものですが、実際に飛び込んでみると、誠実な人が着実に結果を出せる業界だとすぐに分かるでしょう。
Webライティング未経験でも、以下のことを頭に入れておけば、単価を上げていくことは難しくありません。
真剣に取り組んでいる人は少ない
Webライティングに真剣に取り組んでいる人は少ない、というのが現状です。副業でやっている人も多く、片手間であることが1つの要因でしょう。
- 納期に平気で遅れる
- 突然、音信不通になる
- 記事のチェックが甘い
こういったライターでも、仕事を獲得できているという現実があります。真剣に、誠実に取り組めば、クライアントの信頼を獲得できる可能性が高いです。
Webライターは足りていない
複数社でWebメディアのディレクションをしていますが、どこもライターが足りていません。これは、仲間のディレクターに聞いてもそうなので、業界全体の傾向といって良いでしょう。
また、今後、Webマーケティングの需要は高まると見られています。コンテンツマーケティングの一端を担うWebライターは、ますます足りなくなると予想できます。
Webライティング未経験者でも仕事は取れる
Webライティング未経験者でも、仕事を取ることはできます。現役Webライターや業界の傾向を見ると、誠実なWebライターはますます求められるはずです。
ただし、未経験者は実績・スキルがないので、その点をカバーしなければいけません。まずは、ブログで記事を書いてみて、小さな案件から着実に獲得していきましょう。