文章を書くことを仕事にしたくて、Webライターを目指しているという方は多いでしょう。
ただ、「Webライターって実際どんな働き方をしているの?」「仕事内容や収入の仕組みってどうなってるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
今回は、現役Webライター・ディレクターの私が、Webライターの働き方や仕事内容、収入の仕組みを実体験に基づいて紹介します。
また、公に語られることの少ないリアルな部分についてもお話しします。Webライターを始める際の参考にしていただけたら幸いです。
Webライターの働き方【仕事内容や収入の仕組み】
Webライターの働き方を一言で表すなら、「自由」ということになるでしょう。もちろん、良い働き方ではありますが、反対に自由には責任も伴うことを忘れてはいけません。
2年ほどWebライターとして働いている私の実体験も含めて、仕事内容や働き方を具体的に説明します。
仕事内容
Webライターの仕事内容は、記事を書くだけではありません。記事を書く前の下調べや、文章構成を組み立てることもWebライターの仕事です。
- 構成作成
- リサーチ
- 記事執筆
- 画像挿入
- 推敲・投稿
案件によっては執筆だけを任されることもありますが、基本的には全てできるようになっておいた方が良いです。仕事の幅が広がります。
勤務形態
Webライターの働き方(勤務形態)は、業務委託契約となるのが一般的です。多くの場合、フルリモートで仕事をすることが可能で、働く場所も選びません。
パソコン一台とインターネット環境さえあれば完結するため、オフィスに通う必要がないのがメリットです。会社員の方や主婦にとっても、副業として取り入れやすい仕事といえるでしょう。
収入の仕組み
Webライターの報酬は、成果物(記事)単位で支払われるのが一般的です。したがって、収入は記事単価と納品した記事数で決まります。
文字単価×文字数×納品数=収入
単価は「文字単価×文字数」で決まるパターンと、文字数にかかわらず「記事単価」が設定されているパターンがあります。経験からいうと、記事単位で報酬が決められることが多い印象です。
Webライターの仕事はつらい?【経験者の本音】
Webライターを始めた頃は、正直にいうとつらかったです。初心者の頃は実績も信用もないため、買い叩かれやすいというのは仕方がないでしょう。
実際、私がWebライター初心者だった頃は、0.2円の案件を受けていたこともあります。低単価だからこそクライアントの質も低く、1ヶ月ほどで辞退を申し出ました。
低単価案件は、地雷であることが多いです。初心者で自信がなくても、せめて文字単価1円以上の案件を取るようにしましょう。
初心者を脱することができれば、納得のいく働き方ができるようになります。始めたてが一番つらいので、最初だけ我慢して乗り越えましょう。
Webライターになるには?始め方を説明
Webライターになるには、案件に応募して採用されなければいけません。しかし、特別な資格が必要なわけではないので、Webライターになるハードルは低いといえるでしょう。
Webライターになるために必要な手順は、以下のとおりです。
ただし、闇雲に案件に応募するだけでは、無駄な時間を過ごしてしまう可能性が高いです。以下の記事を参考にして、効率良く案件を獲得しましょう。
Webライター案件募集のあるプラットフォーム
初心者Webライターのうちは、クラウドソーシングサイトを通して案件を獲得するのが安心です。支払いや契約をプラットフォーム側が管理してくれるため、クライアントとのトラブルを防ぎやすいといえます。
Webライター案件を扱っている代表的なプラットフォームは、以下の3つです。私が実際に使用しているサービスでもあるので、参考にしてください。
CrowdWorks(クラウドワークス)
クラウドソーシングサイトとして最も有名なのが、CrowdWorks(クラウドワークス )でしょう。初心者や主婦などでも取っ付きやすい、ライトな案件が豊富に募集されている印象です。
また、検索機能や支払いシステムも使いやすく、初心者でも直感的に操作ができます。まずは、CrowdWorksからWebライターを始めるのがおすすめです。
Lancers(ランサーズ)
CrowdWorksと並んで有名なクラウドソーシングサイトがLancers(ランサーズ)です。Lancersには、CrowdWorksに比べるとやや堅めで、専門的な案件が多い印象があります。
案件が豊富でWebライター案件は常に募集されているので、CrowdWorksと併用するのがおすすめです。私は初案件をLancersで獲得しました。
coconala(ココナラ)
coconala(ココナラ)は、上記2つのサービスとはやや毛色の異なるプラットフォームです。Webライター自らが記事執筆を商品として売り出し、クライアントが購入するというシステムになっています。
クライアントが Webライターを探して選ぶため、完全初心者ではなかなか案件獲得は難しいでしょう。他のクラウドソーシングサイトで実績ができてきたら、coconalaに出品してみることをおすすめします。
Webライターは稼げない?収入アップのコツ
Webライターは稼げないと思われがちですが、一般的なサラリーマンの月収程度であれば、わりと簡単に達成することができます。
例えば、文字単価2円の案件であれば、だいたい1本1万円程度の報酬を得られます。1日1本ペースで毎日書けば、それだけで月収30万円です。
文字単価2円×5,000文字×30本=30万円
マンパワーでの仕事となるので、100万円、200万円と稼ぐのは難しいです。しかし、50万円ほどまでは、努力で到達できます。
Webライターの働き方は自由!副業にも向いている
Webライターの働き方は、一言でいってしまえば「自由」です。フルリモート・フルフレックスで、時間や場所を選ばずに仕事をすることができます。
会社員や専業主婦の方にとっても、副業として取り入れやすい仕事といえるでしょう。Webライターの始め方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。