Webライティングって難しいの?現役ライターが本音で語ります。

Webライティングって難しいの?現役ライターが本音で語ります。

Webライターを2年弱経験してきましたが、Webライティングを始めようとする人が増えたような印象があります。

ただ、「Webライティングって難しいの?」「初心者でも始められるの?」そういった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

今回はそういった方へ、Webライティングが難しいのかどうかを、現役Webライターの視点で本音で語ります。

また、SEOディレクターとしての一面もあるので、Webライターの主観だけでなく、俯瞰視点でも語れるでしょう。

Webライティングが難しいかは「人・段階」による

結論ですが、Webライティングが難しいかは「人・段階」によります。現役の立場としては簡単と言い切りたいですが、現実はそうはいきません。息の長いライターになって欲しいからこそ、リアルな本音を語ります。

参入するのは難しくない

Webライティングに参入するのは、正直難しくありません。なぜなら、リサーチすれば対応できる案件がほとんどで、特別なスキルは必要ないからです。

文章が特別綺麗である必要もありません。基本的な正しい日本語が書けさえすれば、初心者Webライターとしては十分です。

私もWebライティングを始める前は執筆経験がなく、2・3ヶ月前にブログを始めたくらいでした。経験・知識不問で参入できるのが、Webライティングの世界です。

生活するレベルなら難しくない

初心者Webライターとしてデビューし、生計を立てることはそれほど難しくありません。1記事あたり5,000円だとすると、1日1本書けば生活はできます。

1文字1円だとしても1本5,000文字なので、時給換算で1,000円は難しくないでしょう。1ヶ月30万円くらいまでは、量をこなせば到達することができます。

注意点

ただし、量で収入を上げるのには限界があります。また、稼働時間が増え続けることになるので、そのうち辛くなって辞めてしまう可能性も高いです。

我慢ができないと難しい

Webライティングは、我慢が全くできない人には難しいと思います。なぜなら、ライティングを行う度にFB(フィードバック)が来て、ダメだった部分を指摘されるからです。

もちろんFBをする側に悪意はないのですが、我慢できない人だと不快に感じるでしょう。実際、私も初心者の頃は嫌な気持ちがありました。ただ、ライティングに慣れてくると、FBはありがたく感じるものです。

初心者のうちは当然慣れていないので、FBが山のようにくると思います。その段階を以下に耐えられるかが勝負の分かれ目です。

Webライティングの「難しさ」を乗り越えるポイント

Webライティングの難しさは、量で収入を上げることには限界があること、初めのうちは我慢が必要なこと、の2つです。ただ、この難しさは、考え方と努力次第で乗り越えることができます。

以下の5つのポイントを把握して、Webライティングの難しい部分を回避しましょう。

SEOの知識を身に付ける

SEOを知っているかどうかで、受けられる案件の数が変わってきます。知識のないジャンルであっても、SEOの知識があるだけで受注できる場合もあるでしょう。

Webライティングの案件は、ほとんどがSEO記事です。また、発注者自身がSEOの知見に乏しい場合もあるので、ライター側がSEOを知っていると重宝されます。

Webライターとして長く続けるつもりであれば、まずは SEOの知識を身に付けましょう。

素直にFBを受け入れる

素直にFBを受け入れられるだけで、クライアント側としては長く付き合っていきたいと思えます。なぜなら、現状スキルがなくても、今後の伸び代に期待できるからです。

実際、私もディレクターとして運営側に入っていますが、素直にFBを聞き入れてくれるライターさんには感謝しかありません。一緒にお仕事を続けたいと思えます。

スキルがないのであれば、素直であること。これだけを意識すれば重宝がられます。

経験・知識のある分野で書く

FBを素直に受け入れられると、スキルの伸びも早いです。しかし、Webライティングのスキルにはある程度の天井があり、伸びが止まってしまうフェーズが来ます。

そういった場合には、経験・知識のある分野の案件を獲得しましょう。経験者というだけで条件面でも、案件数でも優遇されます。

本業や前職などの分野の案件があれば、迷わず発注者にコンタクトを取りましょう。

リサーチを徹底する

蔑ろにされがちですが、リサーチはWebライティングの中で最も重要です。リサーチを徹底することで記事の質が高まるばかりか、執筆スピードも上がります。

また、リサーチを徹底できる人は、仕事が丁寧だという印象を持たれやすいです。クライアントからの信頼も高まるので、案件を回してもらいやすくなるでしょう。

経験やスキルがなくても、リサーチを徹底することはできます。スキルに自信のない人は、まずはリサーチのプロを目指してください。

コスパに拘らない

Webライティングの仕事を受注するときに、過剰にコスパにこだわる人を何人も見てきました。しかし、コスパにこだわる人には、総じて「仕事が雑」という印象を持っています。

もちろん、作業量に見合った報酬をいただくことは大事です。しかし、初心者のうちは経験不足もあり、作業量と報酬が比例しないことも多いでしょう。

そこでコスパに拘るのではなく、スキルアップの糧として捉えられるかが大切です。

Webライティングの始め方【3ステップ】

Webライティングを始めたいと思っている方向けに、初案件の獲得方法を紹介します。実際、私もここで説明する方法で初案件をいただきました。実体験を基にした方法なので、ぜひ参考にしてみてください。

ブログを開設して記事を書く

未経験でもWebライティングには参入できますが、基本的には買い叩かれてしまいます。ただし、初案件を買う得する前なので、当然ライティングは未経験です。

そういった場合には、ブログを開設して自分で経験を作ってしまうのが良いでしょう。好きなことで良いので、試しに10本〜20本書いてみてください。

プロフィールにURLを記載する

ブログを執筆したら、プロフィールに記事のURLを添付しましょう。ブログ記事を書いたことがあるというだけで、他の未経験Webライターより頭ひとつ抜けます。

プロフィールには、「ブログでの執筆経験があります」と記載して、URLを紹介するのが良いでしょう。できれば、応募する案件と近い分野の記事が良いですね。

ライティング案件に応募する

プロフィールにURLを記載したら、実際に案件に応募しましょう。案件を応募する際は、初めてならクラウドワークスランサーズがおすすめです。

まずは安くても良いので1件獲得して実績を作りましょう。その実績を基にして、取りたい案件を取るのが理想です。

Webライティングのレベルを上げる独学方法

Webライティングを始めたいが自信がなくて始められない、という方も多いでしょう。Webライティングは独学でスキルアップできるので安心してください。

Webライティングの独学方法としては、例えば以下が挙げられます。

  • とにかく記事を書く
  • 検索する側の気持ちを考える
  • 検索上位記事を分析する
  • プロにフィードバックをもらう

各項目の詳しい内容については、以下の記事で解説しています。こちらも合わせてご覧ください。

Webライティングを難しくするかは「あなた」次第!

歯切れの悪い言い方で申し訳ないですが、Webライティングが難しいかどうかは、結局あなた次第です。考え方一つで難しくもなれば、簡単にもなります。

ただし、間違いなく言えるのは向上心のない人には、やっぱり難しいということです。仕事として行う以上、質とスピードは必ず求められます。

まずは、Webライティングを始めてみてください。その中で分からないことがあれば、以下の記事を参考にして知識を深めていきましょう。

この記事を書いた人

今野 直倫

SEOディレクター / Webライター / コーヒー販売
コンテンツディレクターとしてSEO施策・KW選定・構成作成・校正校閲・進捗管理・ライター採用まで担当。コーヒーメディアで記事執筆も。個人ではコーヒー販売を行う。